
まだ大学の志望校決まんないの?早く決めろ!!
志望校を決めろ決めろ言われても、決め方が分からない方が多いのではないでしょうか。
高1や高2の方だと、大学の事情すらよく分からない。
現に僕は、高校2年生の時に第一志望誓約書とかいうものを書かされました。
大学のこととか何にも分からないし考えたこともないので、とりあえず聞いたことのある大学で慶應義塾大学って書きました。
でももう高2になれば、本格的に受験対策をする必要があります。
早めに志望校を決定していないと、受験で使う科目だったり、出題傾向が分からないので志望校決定が遅れれば遅れるほど受験が不利になります。
まずはこれを頭に入れておきましょう。
ではさっそく、大学の志望校の決め方についてみていきましょう。
大学の志望校の決め方
大学の難易度・ブランド力で決める
重要度 ★★★★★
最も重要な要素です。

は?難易度で決めるとかマジで意味わかんねえ!
難易度で決めるってどゆこと?と思われるかもしれませんが、ブランド力で決めるっていうのはある程度しっくり来るのではないでしょうか?
大学は高校と違って、やはりブランド力や難易度の高い大学のほうが社会に出てから、社会に出る前、それどころか大学生のうちでも得をすることは多いです。
塾講師のバイトをしようと思っても、早慶や上位国立大学しかダメですなんてことが普通に起きてきます。学歴社会は残念ながら終わっていません。
僕は法政大学に通っているのですが、昔塾のチューターのバイトを申し込もうとしたらMARCH(明治・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)はダメで、早慶上智と国立しか取らないと言われてしまいました。
大学生のうちでこのようなことが起きるのですから、実際に社会に出たらもっとこういうことは起きてくると思っても良いと思います。
実際、大学によって大きく年収が異なります。良い大学に行けば行くほど、間違いなく年収は上がりやすくなります。
また、難関大学になればなるほど、個性的な人が多いです。
東大や早稲田、慶應義塾大学なんかは、学生で起業をしている人や歌手活動を行っている人だっています。すごいですよ。
学歴フィルター

皆さんは学歴フィルターというものを聞いたことがありますか?
学歴フィルターとは企業が採用する学生を学歴によって選別するやり方です。
有名企業は、大量の履歴書が送られてきて、全部に目を通す暇がありません。なので大学名で足切りを設定している企業もあるようです。
どの大学を足切りにするかは企業によって異なりますが、
超大手だと早慶未満は足切り、大手だとMARCH関関同立未満は足切りというように設定します。
学歴フィルターに引っかかってしまうと、面接にすらたどり着けません。
もし大学でやりたいことが見つかり、この企業で働きたい!と思っても大学によっては相手にされないというのが現実に起きているのです。
なのでもし、あなたが今やりたいことが何も決まっていないのならば、なおさら偏差値の高い難関大学へ行くべきです。
在学中に将来のやりたいことが見つかっても、学歴フィルターに引っかかってしまう大学にいてしまっては手遅れの可能性があるのです。
極論ですが、東京大学に入れば学歴フィルターにかかる可能性はほぼ0です。
なので、なるべく上の大学を目指しましょう。

難関大学って。。お前おれの偏差値知ってんのか?
そんな軽々しく難関大学行けなんて言うなよ!
もしあなたが高校1年生、2年生ならまだなんとてもなります。偏差値も10以上上げれます。
高校3年生なら、ある程度伸び幅は決まってくるかもしれませんが、受験は運要素が大きいので、目標は多く持ってください。
しかも私立なら何回でも受けれるんだから、そんな恐れる必要ないですよ!
オープンキャンパスに参加する
重要度 ★★★☆☆
もう鉄板中の鉄板ですが、意外と面倒くさいから先延ばしにしている方も多いのではないでしょうか?
塾の生徒に聞いてみると、コロナの影響もあるとは思いますが、オープンキャンパスに行っている人はだいぶ少数派です。
そもそもなんでオープンキャンパスに参加する意味があるのでしょうか?
それは大学の雰囲気を知るためです。
大学は高校と違って、ビルのキャンパスだったり、逆に山の中にあるキャンパスもあります。
そこに4年間通うわけですから、なるべく自分に合った場所を見つけるべきなのは言うまでもありません。
駅からくそ遠い、トイレが汚い、和式ばっかり、エレベーターめちゃくちゃ並ぶやんけ、自販機のメニューすげえいいなここ、学食うま!、めちゃくちゃオシャレやん…など意外と気になるところ絶対あるはずです。
とりあえず、聞いたことのある難関大学をひたすらGoogle Earthで見てみて、よさげだったら実際に足を運ぶのもいいでしょう。
大学の資料請求をする
重要度 ★★★★☆

資料請求?ネットが普及した今に、そんなの古いわ!
ってツッコミが入れられそうです。
しかし、私が塾で生徒に「どうやって大学の情報得てるの?」って聞くと
結構な高校生の生徒が紙のパンフレットをどこかからか入手して、そこで情報を得てるんですね。
私自身、そんなの古いわネットで十分と思って、騙されたと思って紙のパンフレットを見ると
めちゃくちゃ詳しくその大学の情報とか書いてあるんですよね。
なんか見ていて面白いって感じです。
自分が現役の時に見てれば、絶対モチベ上がっただろうなって思って後悔してます。
明らかな欠点は、シンプルに入手するのが面倒くさいんですよね。
どこに資料とかパンフレットあんだよって感じ。
でも今は便利で、ネットで無料ですぐに送ってもらえるんですよね。
ここからいけるので興味のある方は一回やってみてください。モチベ上がるかもしれないです。
学部はこだわりがないなら、どこでもいい(文系限定)
重要度 ★★☆☆☆
先ほども言いましたが、文系では就活で重要になってくるのはやはり大学名であることが多いです。
理系は専門的な分野なのでまた別です。理系は安易に適当に学部を決めるのはオススメできません。
難関大学にも、他の学部と比較すると偏差値が低めの学部があります。
そこを狙うのはオススメです。
ただし注意点として、大学の学部ごとに出題傾向が異なるので、そこは注意しておく必要があります。

え、この学部英語の配点めちゃくちゃ高いじゃん。。
英語苦手なのに・・
なんてことが起きるので、早めに目星を付けた学部の出題傾向や配点は見ておきましょう。
わざわざ本屋に行って赤本を買わなくても、東進のサイトで無料で見れるのでそれをジャンジャン活用しましょう。
https://www.toshin-kakomon.com/
ちょっと登録が面倒くさいですが、私自身受験期はこれめっちゃ活用してました。
今のうちにブックマーク登録しといた方が良いと思います。笑
入試科目・配点などから決める
重要度 ★★★★☆
たとえば社会で政治経済を選択している方は、立教や上智、慶應義塾は受験できません。
国語めちゃくちゃ得意って方もいると思います。早稲田の教育学部の一部学科は国語の配点が高かったりして有利になります。
このように、自分の受験スタイルに合わせて志望校を決めるのは結構重要です。

小論文死ぬほど嫌い!英語もあんま得意じゃない!現代文はまあまあ好き!
慶應義塾大学は現代文なくて小論文だけど、慶應義塾大学に死ぬほど行きたいから頑張る!
こういう姿勢は良いと思いますが、正直不利な戦場で戦っている感じしますよね。
僕は英文法が嫌いだったので、なるべく英文法の問題が少ない大学を受験しました。
このように、いろんな大学の出題傾向・入試科目・配点などを考慮するのは受験戦略において結構大事だと思います。
ここでも東進の過去問を見れるサイトが超役に立ちますね!
✅将来の可能性を広げるために難関大学に行こう
✅大学の雰囲気を知るために直接難関大学に足を踏み込もう、Google Earthで下調べするのもあり
✅大学の資料を確保しよう
✅学部は気にするな、重要なのは大学名だ(文系限定)
✅自分の受験スタイルにあった難関大学を選ぼう
多くの生徒はこのように志望校を決定する
多くの方は志望校を決定する際にだいぶ悩んでいます。
でも、大体の人は以下のように本当に単純な理由で選んでいることが多いですよ。
大学の雰囲気がよかった
これは先述した通り大事です。
雰囲気が自分にあわない大学は本当に辞めた方がいいです。
僕の同期もわりとこんな感じの人が多かったです。
トップ大学に行きたい
東大や早慶を目指す方は、大体この理由が多いです。
浪人している方は特に、私立トップの早慶や難関国立大学を目指します。
とりあえずMARCHだから、関関同立だから
なんとしてもMARCHに行きたいっていう学生は、中央法政を受け、
どうしても関関同立に行きたいっていう学生は関西大学などを受けます。
この決め方がいいか悪いかで言えば、悪くないと思います。
先述した通り、学歴フィルターの突破は重要なのである意味賢いと思います。
ただし、こういう志望校の決め方をしている生徒はだいぶ少ないです。
どうしても行きたい学部が〇〇大学にしかないから
珍しい学部って結構あります。
例えば早稲田大学の国際教養学部や法政大学のグローバル教養学部はすべて英語で授業が行われます。
スポーツ系の学部も東京なら早稲田と法政ぐらいしか学歴フィルターを突破できそうな大学はありません。
そうなってくると、受験できる大学も限られてきます。
このように決める方も多いです。
なぜ大学の志望校は早く決めた方が良いの?
少し先でも触れましたが、志望校を決めないと次の弊害が起きます。
- 使う科目が決まらない
- 科目ごとの配点が分からないからどれに特化すればいいのか分からない
- モチベーションが上がらない
- 志望校に特化した対策ができず、無駄な学習をしてしまう恐れ
まあ良いことないですね。
なので、今画面を見ているそこのあなた!まだ志望校が決まっていないなら
今すぐ大学に行くか、Google Earthで探検するか、資料請求してください。
ちなみに大学はいつでも解放していることが多いです(今はコロナで微妙)。
志望校が決まったら、ようやくスタート地点に立てたものです。
まとめ
大学の志望校の決め方について書きました。
要は、難関大学に受かる!!という気持ちだけは、譲ってはいけません。
難関大学になればなるほど、凄い人が多くいて、多くの刺激を受け、将来のやりたいことも見つかってきます。
難度も言いますが、目的を忘れないでください。
逆にいま志望校が決まってない!っていうのはだいぶヤバいと思っていいです。
今すぐ大学に行くか、Google Earthで大学を探検するか、資料を請求して大学を研究してください。
ここから資料請求はできます。
志望校が決まってようやくスタート地点です。
志望校合格を目指して頑張りましょう!